困惑する私の首筋に、
一月君はチュッと湿った唇をあてた。


「俺さ。一番好きなものは、
……最後に食うタイプなんだよね」


く、食うって?
……私を!?


「ダメだよ。そ、そんな…」


私はオオカミのような眼差しの一月君から目を反らす。