毎日、失恋。

「それで…どうして僕がスーパーにいるってわかったの?もしかして…母さんとこに?」

「うん…その前に先生に教えてもらったの、お母さんのこと。大変だったね。」

「岡ちんに聞いたのか。まぁ、思ったより大したことなくて良かったよ。てかさ、先生にって…高橋さん先生とは…もう、大丈夫なの?」

気遣うように聞いてくれる八神くん。

八神くんの方がずっと大変なのに。こんな時にまで私のことを気にしてくれる。だから全部話さなきゃ。

「あのね、私…、さっき先生に告白、…してきたんだ。」

「ええっ…!」

驚いた顔の八神くんに私はさらに話を続ける。

「正直言うと今更?って感じもある。それにね、私が伝える事で先生やもしかすると…お姉ちゃんまで困らせるんじゃないかなとも思った。」

自己満足の為に私が気持ちを伝えることであの二人に嫌な思いをさせたくないというのはほんと。

「じゃあ、どうして?」

八神くんはちゃんと話を聞いてくれようとする。

「それはーーー自分の心にケジメつけたくて。もう先生への気持ちは違うものに変わっているけれど、モヤモヤしたままは嫌だなって。先生とは家族になるんだし、これからはなんでも話せて相談出来る関係になりたいって思ったから。」

そう、さらに前に進むために。

「そうなんだ。ケジメかぁ。じゃあ、その事を僕に伝えるためにわざわざ来てくれたんだ。」

一人納得する八神くん。

違うの、それもあるけど、それだけじゃないの。

今こそちゃんと言葉にして伝えなきゃ。

でも…いざとなるとやっぱり怖い…

拒絶されたら…どうしよ。

だけど、

だけどーーー