毎日、失恋。

スーパーからの帰り道、八神くんちに向かいながら並んで歩く。

暫く目すらも合わせていなかったから冷静になるに連れ、心臓がドキドキしてきた。

「あのさ、」

「えっ…?」

思わず体がビクつく。

「なに、キョドってんの。さっきの勢いはどこいった?」

半分呆れたように八神くんが言う。

「いや…、そう…、だよね。」

「認めてんじゃん。そだ、そこ、寄ってく?」

八神くんが指さした方向には公園が。

「ああ、うん…」

「ほら、話あるんでしょ、僕に。家に帰ってもゆっくり話せないかもだしね。」

確かに…

八神家ではちびズ達が待ち構えている。

なんだったらさっきのスーパーの子供みたいなパターンになりかねない。

公園にあるベンチに二人並んで座ると八神くんから聞いてきた。