「海外へ仕事で行ってたのも本当ですがお母さんが体調を崩されて直ぐに帰国したそうです。けれどみんなに心配を掛けたくないからと内緒にしておいて欲しいと彼から頼まれました。」
先生はそこまで言うと、
「今日まで生徒とは言え、近い将来僕の妹になる子です。身内として少しくらい贔屓してこっそり教えてもいいでしょう?」
いたずらっ子のような顔で笑う先生。
毎日、毎日、胸に針が刺さるような思いをしていたのが嘘みたい。
この笑顔を見ると心からお姉ちゃんの好きな人が先生で良かったって思える。
今なら素直に、
「うん、ありがとう、えっと……お兄ちゃん?」
って、言えた。
先生はそこまで言うと、
「今日まで生徒とは言え、近い将来僕の妹になる子です。身内として少しくらい贔屓してこっそり教えてもいいでしょう?」
いたずらっ子のような顔で笑う先生。
毎日、毎日、胸に針が刺さるような思いをしていたのが嘘みたい。
この笑顔を見ると心からお姉ちゃんの好きな人が先生で良かったって思える。
今なら素直に、
「うん、ありがとう、えっと……お兄ちゃん?」
って、言えた。



