毎日、失恋。

すると、

「えっ…そそそれは…」

目を点にして目の前に座る先生が固まっている。

「先生の事が好きでした。その事を伝えたくて今日ここへ来ました。」

「ああ…、そうなんだ。いや、でも…僕は…」

しどろもどろの先生。

先生のあまりにもの動揺ぶりに笑えてきて少し緊張が解れた。

「先生、私、ちゃんとわかってます。先生は私の姉とお付き合いをしていてそして結婚もする。先生は私のお義兄さんになる人だって。」

「そ、そっか。うん…ああ、だから!だから一時期、僕の事を避けて…」

「はい…あの時はすいませんでした。でももう大丈夫です。私なりに整理付きました。だから言ったでしょ?好きだったって。」

「好きだった…ああ、そうですね。でもどうして?」

「それは、明日で卒業するからです。先生の生徒でいるのは今日が最後。だから生徒のうちに打ち明けました。自分の気持ちにケジメをつけたいのと…前に進むために。」

先生の目を見てちゃんと言えた。