明《めい》の説明によるとどうやら僕がこっちに来て直ぐくらいに愛《まな》が熱を出したらしい。
かなりの高熱で入院もあるかもしれない状況の中、母さんが数日間ろくに眠ることもせず看病したお陰で大事には至らなかった。
けれど安心して気が緩んだのか…
母さんは倒れたそうだ。
「明《めい》?大丈夫。兄ちゃん直ぐに帰るから…って言っても海外だから少し時間は掛けるけど。それまで大丈夫か?」
出来るだけ落ち着いた声を意識して出す。
出ないと…
不謹慎だけど明が、僕の妹が初めて僕を頼って来てくれたことの嬉しさで叫びそうだから。
明が出来そうな最低限の事を伝え僕は電話を切った。
そして、
「どうしたの?こんな夜遅くに。まさか襲うつもり?」
僕は同じホテルに滞在する梨杏の部屋を訪れていた。
かなりの高熱で入院もあるかもしれない状況の中、母さんが数日間ろくに眠ることもせず看病したお陰で大事には至らなかった。
けれど安心して気が緩んだのか…
母さんは倒れたそうだ。
「明《めい》?大丈夫。兄ちゃん直ぐに帰るから…って言っても海外だから少し時間は掛けるけど。それまで大丈夫か?」
出来るだけ落ち着いた声を意識して出す。
出ないと…
不謹慎だけど明が、僕の妹が初めて僕を頼って来てくれたことの嬉しさで叫びそうだから。
明が出来そうな最低限の事を伝え僕は電話を切った。
そして、
「どうしたの?こんな夜遅くに。まさか襲うつもり?」
僕は同じホテルに滞在する梨杏の部屋を訪れていた。



