毎日、失恋。

取り敢えず、出来ることからと僕は学校での彼女への接触を控えた。

単純明快。

僕が高橋さんに近づくことで一部の女子に反感をかっているのだろう。

女ってほんと面倒くさいね。

けれど好きな女の子には面倒くさい嘘を吐《つ》かれてもへこたれないんだから僕もなかなかなもんだ。

にしても…

彼女と話せないことがこんなにも辛いとは。

心が折れそうになる。

授業中にこっそり彼女を盗み見てた頃に戻ったんだと思えばいいのに人って一つ得るとそのまた次もって…

欲深い生き物だな。

取り敢えず、あからさまな接触を避けたけれど彼女へのやっかみは直ぐになくならないだろう。

もっと僕が動ければ…

だからといって焦っても仕方ない。

僕が動けば動くほど事は大きくなるしきっと…

高橋さんもますます頑なに拒絶するのが目に見える。

はぁ…八方塞がりってやつか。