毎日、失恋。

彼女の家に着きインターホンを押すも中々出てこない。

寝てる?

それとも具合い悪くてーーー

僕の心配をよそに寝ぼけ眼の彼女はパジャマの胸元をはだけさせ玄関先に出てきた。

ほんとこういうところ抜けてるよね。

もし僕じゃなかったらどうするつもりだよ。

若干、その無防備さにイラッとしたものの思ったより元気そうなのでホッとした。

けれどやっぱり昨日のことが気になる。

僕は少し強引な手で高橋さんに詰め寄った。

けれど…

そうだった。

彼女は意外にも頑固なんだった。

頑なに本当の事を話そうとしない彼女をどうしたものかと考える。

暫しの沈黙に彼女の顔が歪む。

仕方ないか。

僕はだったらと長期戦を覚悟してその場を去った。