君に好きだったと伝えるまで…

それからというもの、潤は完璧に復活した。
いつも通りに話している。
もう、暗い顔は一切見せなくなった。
逆に、私にピンチが訪れた。
定期テストだ。赤点ギリギリ。
「蘭。お前、そろそろヤバいだろ?教えるぞ?」と潤が私に言ってくれた。
「ほんと?ありがと。命の恩人だ。」
「大袈裟。今日の放課後、図書館で…」と潤と約束した。
今は、テスト前で部活はない。
トコトン教えてもらうつもりになった。

放課後になり、図書館に行くと潤が居た。
「ごめん。遅くなって…」と私が言うと、
「いいよ。じゃ、始めるよ。」と潤は言った。