君に好きだったと伝えるまで…

潤は、それから落ち込んで元気がなかった。
部活中に怒られている姿を見るようになった。
私はそんな潤が嫌いで仕方なかった。
私は、潤が美術室に来た瞬間、頬を殴った。
「私は、そんな潤が嫌い!別れた程度でクヨクヨするな!」とついでに言い放ってやった。
潤は目が覚めたのか、
「ごめん。ダメだよなぁ」と言って、静かに涙を流した。
初めて見る潤の涙だった。
私は、潤の背中をさすってあげることしかできなかった。