あの日の朝が
もう一度来たね

どんなに時が
過ぎても
忘れられない事もある
それは君の事

幼い恋も
愛のつもりだった感情も
君と出会ってからは
みんな
違っていたと思い知った

時が経つに連れて
思い出せないような
そんな恋ばかり
悪戯に繰り返してたのは
ただ淋しかっただけね

今君の隣に
誰がいようと
夕べも今朝も
思い出すのは
きっと私の事だけ

君の二十歳の瞬間を
カウントダウンしながら
二人で夕暮れから
午前零時を待って
そして結ばれたね

初めて出会った夏から
冬まで君の気持ちが
変わらなかったらって
約束してたんだ


ねぇ
憎もうとして憎めない
君は死んだと
言い聞かせて生きた後に
どれだけ泣いたか
わからない

夢に見ては
目覚めて泣いた
会いたくて
その度心が裂けた


まさかあんなに
深く愛し合って
心が結ばれたまま
二人の愛の証さえ
この世に生まれたのに
引き裂かれるなんて


あの時の君の弱さが
今でも許せないのに
まだ心縛られている
止まった時計を
私に残したまま
君は今どうしてるの



君は夕べ泣いたよね
泣き虫だから
私達の事思い出して

君が死ぬその時まで
きっといつも
私達を思い出す

今日が来る度に
まるで
愛を守れなかった
罰みたいに


あの時の君の弱さが
今でも許せないのに
まだ心縛られている
止まった時計を
私に残したまま
君は今どうしてるの



止まった時計を
私に残したまま
君は今どうしてるの