あなたと密やかな
やりとりをして
互いに
やきもち妬いてた

あれは
いつのこと
だったかな

ずっと前の
ことだったかな

ある日
弱音を吐いた
私に呆れたように
思い出さえも
かき集めるように
私の毎日から
消えたあなた

疑ったり
信じたり
決めつけたり
怒ったり

苦しかった事も
確かにあったけど

誤解でも何でも
喧嘩できてた内は

まだ良かったって
今なら思える

私が
あなたの毎日に
いた事すら
とっくに
うち消して
あなたはあなたの
毎日を生きてる

なのに
時折
振り返ってしまう

問いかけてしまう

あなたが
いきなり私を
切り離した
そのわけを
知りたくて

私は今でも

知ってどうする
傷つくだけよと
わかっていても
問い続けてる

終わりを打てない
書きかけの
メロディー

終わりが
浮かばない
あのシーンの
エンディング

あなたは
まだ
私の胸にいる