名もない詩集

あなたが私を
忘れないように

時々
あなたの胸のドア
叩きにゆくわ

夢の中で会う
私は笑っていますか?

あなたは時々
私が忘れないように
私の胸のドアを
叩きに来るわ

まるで昨日まで
会っていたかのように
平気そうに
振る舞うのよ

夢ではぐれて
目覚めて泣くわ

忘れられたら
互いにどんなに
楽なんだろう

でもどんなに
辛くても
覚えていたい
二人の事を