ガチャ、ドアから出てきたのはかっこよくなった弓弦だ。






サラの後ろで何人かの女子が倒れる音がしたが気にしない。








サラは、弓弦の手を掴み教室に駆け込んだ。






机はサラの隣になるように前日に先生に頼んでいた。







「サラの隣なんだ」






「いや?」






「嬉しい」







「ねっ!君がユウ?」






「はい。PINKのお二人ですよね?よろしくお願いします」






「よろしく。和音って呼んで」






「私は美紅ね」







「はい。」







「こっちは廉。明日、仕事一緒のはずだけど」