そこに1本の電話がかかってきた。











「受賞式？私がですか？」








『そうだ。良かったな』









「部門は？」







『10代人気アイドル』










「そうですか。ありがとうございます」


















「なんか。元気がないな」









「そう？そんなことないよ！」








「俺だけ？」









「うん。颯那の思いすぎ」










「そうか」















私には、心を許せる人がいる。







性別関わらず出来た。









でも、最近颯那といると心がざわめく。








なんでだろう？











このざわめきは誰にも相談できない。











胸に閉まっとこう。