「……」 多くの人がいるはずなのに二人の間は静かに時が過ぎていった。 それからも人は絶えず入れ代わり1日目の文化祭は終了した。 売上は衣装や食費にかけた金額の数倍になった。 「もしもし、鳳?」 『もしもし。どうした?』 「今、私の学校で文化祭あってるんだけど来ない?」 『あー、確かに雑誌で書いてあったような』 「これる?」 『うん。ちょうど仕事でそっちにいるから』 「よかった。ホテルでしょ?」