俺様アイドルと秘密ちゃん



「おわった!」








「疲れたー、てまだ始まってないけど」








「確かに。ってか私たちより可愛くない?」







「いや、俺お前に負けたかも。」








「当たり前だよ!」










「言い合いはいいから。始めるよ」








「「はい」」


















校門が開かれて10分後。







各クラスの教室は満席になるほどの人達が押し寄せていた。








一般人の方が八割、二割はテレビ陣の人達だった。







配られているパンフレットには各クラスの出し物が書かれているがそれがどこにあるのかわからない。








多くの人が足を運んでもらうように楽しみ要素も入れている。











「サラ」











「ん?なに廉」







「サラって好きな人とかいないの」










「んー。みんな好きだよ」








「そーゆー好きじゃなくて。異性として」









「え……い、いいから仕事するよ」