神様が見方をしてくれたのだろう。 慌てたようすの女の子は、何故かしら私に八つ当たりしてきた。 「まじうざい!」 「きえろ!」 「このブス!」 1発蹴られたものの今の私にはこれっぽっちも痛くなかった。 私には、仲間がいるから。 あんな悪いことをする仲間じゃなくていい仲間が。 「サーラ。どうしたの!!!」