「サラ。アリスとの約束は守ってくれないの」 「ごめんなさい。あの光景を見ると、二人でいた時のことを思い出してしまうんです。とてもつらい」 「その事は伝えたの?」 「いいえ、知られたくないんです」 「でもいつかは教えないと。サラが壊れるよ」 「ははっ、そうですね」 総は、何かを思い出したようにカバンの中から一通の手紙を渡してきた。