そのあとは奏太の家へと行った。
奏太の親父はアルコール依存症のせいですぐに暴力を奮うらしく、あいつと喧嘩にならないかと内心ヒヤヒヤした。
…けど、意外にもすぐに話がついたみたいで早く終わった。
その後はあいつのマンションへ…
「ここがお前らの家。
そんで俺らは今日から三兄弟な」
…まじで兄弟やるのか
まぁ、でも悪くないな。隣にいる奏太も呆れたようにしているけどなんだか嬉しそうだ。
「お前らは夜遅くまで出歩くの禁止な。あと、毎晩飯は俺と食うこと。あと学校は毎日行くこと。あとは…」
あいつはここでの決まりを話し始めた。
…なんか多くね?
「毎朝俺を早く起こして」
「「……」」
…最後のいらなくね?
まぁ、別にいいけど…