俺の心の救いは奏太、ただ一人。




奏太は父親に暴力を奮われ、それでも必死に耐えて生活しているんだ。複雑な環境で育った俺らはお互いの気持ちがよくわかる。
奏太といる時間が何より一番楽だし、一番楽しい。








奏太と出会う前までは、俺はつまらない毎日を送っていた。それに正直、死にたくなる時もあった。








『今の環境に耐える』





って奏太と決めてからは死にたいなんて思わなくなったけど…






「今の環境に耐えたら?そのあとは?」


「一緒に自由になろうぜ」





1年前、俺たちは約束した。