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「うぉ!?」




人んちの冷蔵庫勝手に開けるなり、倫也が驚く。




「し、詩優ん家の冷蔵庫の中に………食い物がある…だ、と……」




しかもかなり失礼なこと言ってるし。








「詩優!美味しいお茶の作り方教えてもらったからいれてもいい?」




にこにこ笑顔で言う花莉はなんだか楽しそうだ。




「頼む」




俺がそう答えると謎の歌を歌い始める花莉。




「アップルプルプルアップルティー♪あまーいはちみつ入れましょう~♪」




…可愛すぎ




すげぇ機嫌いいし。いいことでもあったのかも








「なるほどね~、冷蔵庫の中の管理はひめちゃんか~」




にやにやする倫也を強制連行。以前こたつがあった和室まで連れて行く。




さすがにもうこたつは片付けたからテーブルしかねぇけど。