私の傷をじろじろと見て、



「昨日、男とヤったんだろ?いやぁ、ほんとにたくさん稼げたわ」



と笑いながら聞いてくる。



……俊は私のこと…売ったんだ…



「お前マジで顔だけはいいからな~。お前とヤりたい男いっぱいいるんだわ」



1歩ずつ、私に近づいて



…来ないで…………



「これからも頼むな?花莉」



スカートを捲られ、太ももに触れられる…



…触らないで……



ゴツゴツとした冷たい手が太ももを撫でて気持ち悪い…




鳥肌が立つ…




「まぁ、この傷だらけの体じゃしばらくは無理だけどな」




それだけ言って去って行く俊。