恋愛王子の落とし方

「な、なんで卓球?」

先輩はもじもじしていた。

「私、中学のとき卓球部で。たしなむ程度なら出来るの」

たしなむ程度ねぇ。

「じゃあ、卓球で。詳しい事は帰ったら連絡しますね」

「了解」

さーて。

俺は卓球出来ないからどうしようか。

あ、そうだ。

卓球部に友達いたんだった。

これからデートまで特訓してもらお。

先輩に勝つぞー!