ドキドキとうるさい心臓を落ち着けるようにギュッと強く拳を握ったのと同時に、 真帆ちゃんも意思が固まったのか強い瞳で私を真っ直ぐ見た。 「小梅ちゃん、私片山先輩のことが好きなんだ」 真っ直ぐ私を見つめる強い光を持った瞳に、 恐怖を感じた。