「なんの話してるのー?」


「あ、真帆ちゃん。おはよう」


3人で話していると真帆ちゃんもこちらへやって来た。



「おはよう。ってか小梅ちゃんと翔って仲良いよね」

「そうかな?でも仲良くしてもらってるとは思ってるよ」


真帆ちゃんの言葉にそう返すと「何でそんな下から言うんだよ」と山野くんに笑われた。



「だって本当にそう思ってるよ」

「普通に仲良いよでいいじゃん」

「そう言っていいの?」

「ダメなの?」

「全然!むしろ嬉しいよ」



今まで男の子で友達と呼べるような人は居なかったけど山野くんの事は友達たと勝手に思っている。

だけどそう思っているのは私だけなのかな?なんて不安もあったから山野くんの言葉は凄く嬉しい。