「一人で待ってられるか?」


「うん!」


「知らない奴が来たら連絡でもして来いよ?」


「うん!ありがとう。」


そう言うと、そうちゃんはまた私の頭を撫でて教室に戻った。


「ふわぁ・・・。眠たいな。」


あ、自己紹介がまだだったよね。


私、西園寺優愛!


で、そうちゃんっていうのは、寺島颯太!


私のね、大切な人なの!


あ、彼氏とかじゃないよ?