昨日、那也と出逢って、その日のうちに父さんに那也のことを話した。 なんか面白い子と逢った。もっと話したいと思った、て。 うちは両親共働きだけど、二人で作った会社で働いているから、母さんは割合家で仕事をしている。 だけど、俺も羽咲も景もなゆも、相談相手となると父さんの方になる。 小雪さんや奏子さん、圭一さんや光司さんにはいかない。何故か。 「父さん? どした」 なかなか反応がないから、その背中に問いかける。 ゆっくりと回転椅子が廻った。 「……俺んときの旭みたいな感じかな」