「あ。那也、これ景となゆにどうかな。みやげ」
カフェの並びにあった雑貨屋さんの前で店頭に出されていたストラップを指す由羽くん。
チョイス可愛い。なんだかほっこりしてしまう。
「おみやげ買っていくなんて本当に仲いいんだね」
「ん? あー、実は付き合いだしたんだ、あいつら。祝いって言うのはヘンだけど、揃いもいいかなーって」
「そうだったの⁉ な、菜雪ちゃんにおめでとうって言わないと!」
さらっとすごい事実を知ってしまった! 泡を喰う私に、由羽くんは優しい顔をする。
「今度言ってやって」
「うん! あ、妹さんには?」
「羽咲は食い物の方が喜ぶから、なんか菓子でも買って行こうかな」
妹さん、まだ色気より食い気ってことかな? 妹さんのことも大事にしてるんだなあ。



