お店を出て少し歩いたけど、私の速度は遅くなってしまった。 「あの、由羽くん……」 「どした?」 「私といて、恥ずかしくない……?」 「なんで?」 「私……さっきの友達の言う通り、同級生からも親扱いされるから……そんなのと一緒にいて、由羽くんが恥ずかしい思いするんじゃないかなって……」 「………」 由羽くんから返事はなかった。 どうしよう……自分から言い出したことだけど、ずっと、漠然とあった私の中の不安。 「那也―――」