…………え?
由羽くん、今度は何を言った?
「ゆ、由羽くん……? なんかすごいこと言ったような気がするんだけど――」
それってさらっと言ってしまっていい話? 見上げると、由羽くんは苦笑していた。
「那也が誰にも話したことない話、してくれたから。俺もあんの。『誰にもしたことない話』」
……それって……
「私に話して……いいの?」
問うと、由羽くんは「那也が嫌じゃなければ」と答えた。
私は少ししてから、肯く。
「景となゆ、ほんとはイトコじゃないんだ。俺と妹にとって、叔父と叔母なの」
………。
「はい?」



