双星の煌めきは月夜に魅せられて







「はぁ〜!歌い切った!」


「月那ちゃん、持ち歌多くない?」


「これでも音楽は聴くからね」



何か作業しながら音楽聴くと、集中しやすいって言われるしね。


勉強の知識はもちろん、音楽の知識も養えているわけですよ。



『これから帰る?』


「うん、今のところ大丈夫だね」



朔夜にお願いしたことは、通信機で私達を見守ってほしいということだった。


私はなずなに事情を話して、怖いと言いながらも気をつけると言ってくれた。


そして、フリータイムで歌うこと4時間。


8時になっても、今のところ何も起きてなかった。



「じゃあ、帰ろうか」



そう言ったその時だった。


いきなり部屋にガラの悪い男達が入ってきて、私となずなの2人を取り押さえた。



「……っ」



これは、ヤバい……!