アブナイ王子様たち

言いきった。


さて、3人はどんな答えを返すのか。


3人の答えが返ってきたのは、私がお誘いの言葉を放った十数秒後だった。


「おー、いいね!


俺、ちょうど海で泳ぎたかったんだ!」


「……愛海の気分転換になるなら、付き合ってもいいか」


「べつになにもすることがないから、泳ぐとするか」


ハイテンションになる誠さんに、少し考えてから渋々うなずいた匠くん、そして気だるそうに頭をかき、かすかな笑みを浮かべる翔さん。


よかった。


3人とも、海で泳ぐのに付き合ってくれるみたい。


「よかったね、愛海ちゃん。


翔と誠と匠、一緒に海に行くってさ」


「はい!」


悟さんの言葉に、思いっきり首を上下に動かす。