アブナイ王子様たち

けれど、3人に聞いてみなきゃ、答えはわからない。


「……そうですね。


翔さんと誠さんと匠くんに聞いてみます」


「うん、そのほうがいいよ」


悟さんにそう言われ、私は、翔さんと誠さんと匠くんがいる場所まで歩み寄る。


歩み寄ってきた私に気づいたのは、意外にも誠さんだった。


「おっ、愛海ちゃん、どうしたの?」


誠さんが顔を近づけてきたので、心臓が大きな音を立てる。


ち、近いよ、誠さん。


誠さん、離れてください。


そう言いたくなるのをグッとこらえて、聞きたいことをぶつける。


「あ、あの、誠さんに翔さんに匠くん」


翔さんと匠くんが視線をこちらに向ける。


「私、今から、すぐ近くの海で泳ごうと思うんですけど、一緒に行きませんか?」