アブナイ王子様たち

そこから水着を着るまで、そんなに時間はかからなかった。


今着ている服の中に水着を着用し、日焼け止めを塗って、部屋をあとにする。


階段を下りて、1階に差しかかろうとしたとき、ピタッと足を止めた。


そうだ。


悟さんか誰かに、一緒に海で泳がないかって誘ったほうがいいかな。


ひとりより複数人のほうが楽しいし。


うん、誘ってみよっと。


そう思い、足を進めてリビングに向かう。


リビングには、悟さん、翔さん、誠さん、匠くんがいる。


薫くんは、別荘に着いてさっそく『中でゲームをやりたい』と言いだし、2階の北側の部屋にこもっている。


さすがゲーマーだな。


ゲームのことしか考えてない人は、いったいどんな脳みそを持ってるんだろう。