アブナイ王子様たち

は……はぁっ⁉︎


な、なんでそんなことをいきなり……。


ていうか、翔さんって、『好きになってほしい』って言うキャラだったっけ?


でも、その言葉を聞いて、嬉しいと思っている私がいる。


翔さんも……私のことが好き……?


り、両想いになった……?


やったー!


と叫ぼうとしたが、突然、翔さんが私の肩に顔をうずめた。


へ?


な、なにしてるの?


わ、私、なにされるの?


体を小さく震わせていると、鎖骨に唇が触れる感覚に襲われた。


「ん……っ!」


毒針に刺されたような感覚。


けれど、毒みたいに苦しくはならない。


と、そのとき。


カプッ。


「……っ、痛……っ!」


翔さんが、私の首のうしろに軽く噛みついた。