「い、嫌ですよ。
私、私服姿で濡れるのは好きじゃないので」
きっぱりとお断りさせていただきます。
嫌なものは嫌なんだとはっきり言わないと、私の気が済まない。
嫌だとはっきり言われたら、さすがの翔さんも、無理やり引っ張ったりしないだろう。
翔さん、優しいところあるしね。
「…………」
すると、私の気持ちが届いたのか、翔さんが表情を消し、目を伏せた。
私に向けて動かしていた手を、プールの中に沈ませる。
私の嫌だという気持ちが、翔さんの心にグサッときたのかな。
だったら、早く謝ったほうがいいよね。
と思ったが、翔さんが急になにかを見つけたような表情をした。
「……あった」
えっ。
あったって……ピアスが?
私、私服姿で濡れるのは好きじゃないので」
きっぱりとお断りさせていただきます。
嫌なものは嫌なんだとはっきり言わないと、私の気が済まない。
嫌だとはっきり言われたら、さすがの翔さんも、無理やり引っ張ったりしないだろう。
翔さん、優しいところあるしね。
「…………」
すると、私の気持ちが届いたのか、翔さんが表情を消し、目を伏せた。
私に向けて動かしていた手を、プールの中に沈ませる。
私の嫌だという気持ちが、翔さんの心にグサッときたのかな。
だったら、早く謝ったほうがいいよね。
と思ったが、翔さんが急になにかを見つけたような表情をした。
「……あった」
えっ。
あったって……ピアスが?


