アブナイ王子様たち

「なーんてな、冗談だよ。


本気にすんなよ、バーカ」


「も、もう!


私をからかうのはやめてくださいよ!」


「はいはい」


うぅ〜……。


本当にわかってるんでしょうね。


両手で熱を帯びた頬を冷ましていると、翔さんが突然、こんなことを言い放った。


「あっ、そうだ。


俺がなくしたピアス、夜になると光るんだ。


だから、夜になったらどこにあるかわかるかも」


ピアスが、光る……?


「じゃあ、夜なら見つかる可能性が高くなるってことですか?」


「あぁ」


と、突然。


「あっ、いいこと思いついた」


翔さんがニヤッと不敵な笑みを浮かべながら、両手をポンと叩いた。


うっ、なんか嫌が予感がする。


この嫌な予感が当たらないといいんだけど……。