アブナイ王子様たち

「えっ……?」


好きでもない女の子にキスはしない……?


じゃあ、翔さんが私のファーストキスを奪ったのは、私が好きだから……?


「えぇぇぇぇ‼︎」


心の中で抱いた気持ちが爆発して、言葉にならない言葉を口から出した。


す、好き……。


翔さんが、私に対して好意を抱いてる……。


誠さんも、同じようなことを言ってたな。


翔さんも、私のことが好きだと思うって。


やっぱり……翔さんも私のことが好きなのかな。


もしそうだったら……両想い……?


「ど、どうしよう‼︎」


私が叫んだことによって、きーちゃん以外のカフェのお客さん全員がこちらを見ていたが、それに反応できないくらい、心臓が大きく脈打った。