アブナイ王子様たち

匠くんがベッドで寝ているのを確認して、部屋をあとにする。


階段を下り、再びキッチンに向かう。


悟さん、今日もなにか作っていったのかな。


悟さんは料理上手だから、毎朝のご飯が楽しみになっている。


ルンルン気分でそう思っていると、あっという間にキッチンに着いた。


それと同時に、キッチン近くのテーブルに、ラップをかぶったお皿があることに気づいた。


あっ、あれだな。


あれが、悟さんが作っていった朝ご飯だな。


テーブルに歩み寄り、やっぱり、と思った。


ラップの上にこんな置き手紙があったから。


【愛海ちゃん、おはよう。


今日は早く起きたから、朝ご飯たくさん作っちゃった。


よかったら食べてください】


この置き手紙は、悟さんが書いたものだ。


間違いない。