アブナイ王子様たち

頬が赤くなるのを感じながら、ボソボソと小さい声で答える。


誠さんが、水着姿が似合っているというのは、本当のことだ。


私服や制服越しに見えるスタイルのよさがあらわになっている。


こんなスタイルがよくて、明るい性格の人が、私の近くに来るとは……。


そう思う私を尻目に、誠さんが前髪をかきわけながら、ニコッと笑う。


「ありがと。


愛海ちゃんにそう言われて、すごく嬉しいよ」


ドキッ。


やばい。


誠さんの言葉と、前髪をかきわける仕草に、胸がドキドキしちゃったよ。


表情は明るいのに、行動が色っぽいから、心臓がドキドキしちゃうんだ。


誠さん、お願いだから、これ以上私をドキドキさせないで。


心の中ではそう言えても、気持ちが誠さんに届くわけがなく、誠さんが私の隣に座り込んだ。