アブナイ王子様たち

安堵したと同時に、驚きもやってくる。


そうだったんだ……。


それに、パーティーから帰ってきて、私がすぐに頭が痛くなってボーッとしたのは、アルコールを飲んだからなんだ。


目が覚めたときの頭のズキズキの理由が、ようやくわかった。


「……ごめん。


お前に、アルコール入りのジュースを飲ませちゃって……」


匠くんが再び頭をさげて謝る。


匠くん……。


この人、いたずら好きだけど……常識的なことができる人でもあるな。


自分が悪いことをしたと思ったらすぐに謝って、きちんと頭をさげるし。


こういう常識的なことは学習してるんだな。


「そんな……謝らないでよ。


もう終わったことだし……」


それに、もし私がここで許さなかったら、匠くんがかわいそうになるから。