だが、私が言うことを全然聞かなかったのか、ケガをしてしまった。


得意げな笑みを浮かべて嫌味を言うおばあちゃんに腹が立った。


なんで私が、おばあちゃんみたいな嫌味を言う人の言うことを聞かなきゃいけないんだ。


なんで私が、おばあちゃんみたいな人に嫌味を言われなきゃいけないんだ。


ケガをして以降、なにがあってもおばあちゃんの言うことを無視し続けた。


でも、心の中ではずっと言い返していた。


あんたが早く死ねばいいのに。


あんたが死ねば、幸せな生活を送れる。


おばあちゃんなんか、死んでしまえばいい。


私を傷つけたことを後悔してほしい。