メモ用紙がほぼ黒になったところで、園子が私にこう言った。
「私が記憶してる限りでは、それぐらいかな。
私があげってった子の他に【人間消去アプリ】を使ってる子がいる可能性はあるけど」
メモし終えたメモ用紙を手に取り、名前をひとつずつ確認していく。
だが、すぐに気づいた。
メモ用紙の中に、沙織の名前が入っていなかったことに。
沙織は、まだ【人間消去アプリ】のユーザーじゃないってこと?
なら、私を【人間消去アプリ】で消そうなんてことは考えてないよね。
そう思ったとき、別のことに気づいた。
沙織が私を【人間消去アプリ】で殺そうとしなくても、他のクラスメイトの誰かが私を殺す可能性がある。
「私が記憶してる限りでは、それぐらいかな。
私があげってった子の他に【人間消去アプリ】を使ってる子がいる可能性はあるけど」
メモし終えたメモ用紙を手に取り、名前をひとつずつ確認していく。
だが、すぐに気づいた。
メモ用紙の中に、沙織の名前が入っていなかったことに。
沙織は、まだ【人間消去アプリ】のユーザーじゃないってこと?
なら、私を【人間消去アプリ】で消そうなんてことは考えてないよね。
そう思ったとき、別のことに気づいた。
沙織が私を【人間消去アプリ】で殺そうとしなくても、他のクラスメイトの誰かが私を殺す可能性がある。



