「えっ?
あぁ、そうだね。
ユキエ、高2になってから【人間消去アプリ】を使いはじめたって言ってたもんね」
高2になってから。
つまり、今年の4月になってからか。
気づかなかった。
「じゃあ、ユキエの他に、クラスの中で【人間消去アプリ】使ってる子、知ってる?」
園子の肩に置いている手の力を強くして、少し前のめりの姿勢にさせる私。
園子は目を見開きながらも首を縦に振って、クラスの中で【人間消去アプリ】を使っているクラスメイトの名前をあげていった。
勉強机の上にあったメモ用紙に、その名前をしっかりメモしていく。
あぁ、そうだね。
ユキエ、高2になってから【人間消去アプリ】を使いはじめたって言ってたもんね」
高2になってから。
つまり、今年の4月になってからか。
気づかなかった。
「じゃあ、ユキエの他に、クラスの中で【人間消去アプリ】使ってる子、知ってる?」
園子の肩に置いている手の力を強くして、少し前のめりの姿勢にさせる私。
園子は目を見開きながらも首を縦に振って、クラスの中で【人間消去アプリ】を使っているクラスメイトの名前をあげていった。
勉強机の上にあったメモ用紙に、その名前をしっかりメモしていく。



