もしそうだとしても、ユキエが心の底から怖がっていたようには思えない。
だって、人が死んだところを見ても、【人間消去アプリ】を使い続けていたみたいだから。
「……ここだけの話、ユキエって、人が死ぬ瞬間を見てしまう体質なんだって」
そんなことはどうでもいい。
ユキエが人が死ぬ瞬間を見てしまう体質ということよりも、ユキエも【人間消去アプリ】を使っていたことのほうが、私にとって驚くべき事実なのだから。
いったん、間を置いてから問いかけた。
「……ねぇ、園子」
「ん、なに?」
「ユキエが園子に【人間消去アプリ】のインストールをすすめたってことは、ユキエもあのアプリを使ってるってことだよね?」
だって、人が死んだところを見ても、【人間消去アプリ】を使い続けていたみたいだから。
「……ここだけの話、ユキエって、人が死ぬ瞬間を見てしまう体質なんだって」
そんなことはどうでもいい。
ユキエが人が死ぬ瞬間を見てしまう体質ということよりも、ユキエも【人間消去アプリ】を使っていたことのほうが、私にとって驚くべき事実なのだから。
いったん、間を置いてから問いかけた。
「……ねぇ、園子」
「ん、なに?」
「ユキエが園子に【人間消去アプリ】のインストールをすすめたってことは、ユキエもあのアプリを使ってるってことだよね?」



