ここまでの小神の話をまとめると、こうなる。


・友人たちからこの間聞かされたように、松本くんはわたしの学年の首席で、入学式の挨拶を施した。

・入学式に参列していた当時二年生の小神はその際に松本くんの顔と名前を覚え、夢の中に入り込んだ。

・見る夢はいつも同じパターン。それは試験を放棄して野球をするという筋。

・しかしわたしと小神が呪わしい出会いをした一週間後、唐突に新しい筋の夢を松本くんが見る。

・その夢には私が出て来る。