切ない、恋の話。 何があっても、ひたすら想っている少女の曲。 とても好きだった。 「この曲って、誰が作ってるのかな。」 「え?」 「歌ってみたい。」 「・・・・・・。」 え? あれ? 「どうして?」 そう聞かれて、私は戸惑ったけどこう答えた。 「この歌を、誰かに届けたい。」 「・・・いいよ。」 「え?」