「シエルお姉様!」
「おっと、」
居間の入り口から部屋を見渡していると、突然後ろから抱きつかれバランスを崩してしまった。
なんとか踏みとどまることができたからよかったけれど、できなかったら顔面から床に突っ込むところだった。
「こら、コーネリア。危ないでしょう。それにもうすぐ成人するのだから行動には気をつけなさい」
「もう、久しぶりに帰ってこられたのに早速お母様みたいなこといわないでください」
頬を膨らませ、抗議してくる妹ーーコーネリアの顔を見つめる。
背中まである金色の髪は、つややかでとてもきれいだ。
豪華なドレスを何着も買う余裕はなく、服が簡素なものなのでせっかくのかわいさも少しかすんでしまうのが残念だけれど。
「でも本当にきれいになったね、姉として鼻が高いよ」
「シエルお姉様の方がおきれいですわ」
「はいはい、お世辞はいいから」
「シエル、おかえりなさい」
「母上」
階段を降りてきたのは私の母アラベラだった。
コーネリアと同じ美しい金髪の持ち主だ。
「シエル、お母様と呼ぶようにと何度言わせるのですか」
「母上、今更もう無理だって。あきらめてよ」
「な、貴方はこのレティシア子爵家の長女なのですよ?!もっと、「まあまあいいじゃないか、アラベラ」・・・貴方」
長い長い母の小言を止めてくれたのは、父だった。
「父上、お久しぶりです」
「ああ、お帰りシエル。今日は泊まっていくだろう?」
「ええ。今から部屋の用意をしてもらうのは申し訳ないので、今日はコーネリアと寝ます」
「ほんとに?嬉しいわ、シエルお姉様」
「おっと、」
居間の入り口から部屋を見渡していると、突然後ろから抱きつかれバランスを崩してしまった。
なんとか踏みとどまることができたからよかったけれど、できなかったら顔面から床に突っ込むところだった。
「こら、コーネリア。危ないでしょう。それにもうすぐ成人するのだから行動には気をつけなさい」
「もう、久しぶりに帰ってこられたのに早速お母様みたいなこといわないでください」
頬を膨らませ、抗議してくる妹ーーコーネリアの顔を見つめる。
背中まである金色の髪は、つややかでとてもきれいだ。
豪華なドレスを何着も買う余裕はなく、服が簡素なものなのでせっかくのかわいさも少しかすんでしまうのが残念だけれど。
「でも本当にきれいになったね、姉として鼻が高いよ」
「シエルお姉様の方がおきれいですわ」
「はいはい、お世辞はいいから」
「シエル、おかえりなさい」
「母上」
階段を降りてきたのは私の母アラベラだった。
コーネリアと同じ美しい金髪の持ち主だ。
「シエル、お母様と呼ぶようにと何度言わせるのですか」
「母上、今更もう無理だって。あきらめてよ」
「な、貴方はこのレティシア子爵家の長女なのですよ?!もっと、「まあまあいいじゃないか、アラベラ」・・・貴方」
長い長い母の小言を止めてくれたのは、父だった。
「父上、お久しぶりです」
「ああ、お帰りシエル。今日は泊まっていくだろう?」
「ええ。今から部屋の用意をしてもらうのは申し訳ないので、今日はコーネリアと寝ます」
「ほんとに?嬉しいわ、シエルお姉様」


