天然素材の恋

保健の先生に挨拶すると、私達は昇降口に向かう。




すっかり外は暗くなっていた。




赤と黒が混ざった、そんな感じ。




「今日はちゃんと家まで送っていくから。」




「えっ?いいよ!」




「ダメ。こないだも寝込んだのに。さっきだって、具合悪そうだったじゃん。莉那がダメって言っても、俺が無理。」




何を言っても無理そうなので、仕方なく言う通りにする。




別に家まで来られるのが嫌とかはないけど、、、、




なんか、万が一がありそうで、、、、、、